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2012年2月18日 (土)

【DA2】ゲイダー氏TUKインタヴュー

 日本語版が「残されたもの」かな?、ついにAct2のオール・ザット・リメインズに辿り着いてしまった。
 あれ、ほんとにイヤなんで、とりあえず中断。 

 何か気がまぎれるものがないかと探したらこれがあった。

 DAシリーズのリードライター、デヴィッド・ゲイダー氏インタヴュー。今度はセダスUKという英国のファンジンのサイトのもの。1月14日(UK現地)に行われたようです。会話はスカイプ。

 冒頭部分録音できてないとか素人丸出し。しかもトピックスに脈絡はなくインタヴューすんごい長い(聞き手が大勢いたらしい)。

 私の翻訳の気力が続くかどうかわからないが、ゲイダーさんもオタクのファンには丁寧すぎるくらい丁寧に答えているので、中には面白い話もあります。ただ、全部はあまりに長いので多少はしょります。

 あと、私の予想があたったという自慢話!もあります! そこは原文も載せちゃう。

http://swooping-is-bad.livejournal.com/1286233.html

 最初の録音が切れている部分、最後はマルチプレイについて語っていたようで、DAのスタイルの物語でマルチプレイは非常に難しいがチャレンジしてみたいと言っているようだ。やはり悪の帝国EAのことだから、MEシリーズに続いてDAシリーズも許してくれないようだ。それでシングル・プレイヤー・モードがすかすかになるとか、まじで勘弁してほしいけど。

Q: どうしてカークウォールはブラッドメイジだらけなんでしょうか? 地下にはなにかが埋まっているの?

A: ストーリー面の理由。テヴィンター支配下のセダスでは、血のいけにえがたくさん行われた。奴隷の取引は帝国の外、周辺部であったカークウォールで行われていた。だからここは残虐な行いが繰り広げられた街、そのせいでヴェイルが揺らいでいる。
 

 ゲームプレイ面の理由。たくさんのメイジを戦わせたかったから。開発の最後のほうで「あれ、いい方のメイジ少なくないか?」と気がついたのは確か。でもカークウォールに良いメイジがいないわけじゃなく、ゲームプレイ上どうしても戦いを見せたいからブラッドメイジだらけになったんだ。たまたまホークがカークウォール中のブラッドメイジ全部に出会っただけ、みたいなもんさ。

Q: マジスターたちはカークウォールでなにか特別なことをもくろんでいた? 

A: なにか恐るべきことのために作った街ではない。都合のいい場所だったんだ。理由はA)いけにえが簡単にみつかる、B)ヴェイルが薄い。なんでメイジャイのタワーをそんな危険な(ヴェイルが薄い)場所に置いたか? 鶏卵論争みたいなものだ。そこにサークルタワーを置かなければヴェイルは薄くならなかった。確かに「メイジを管理するなら、あまり魔法っ気がない場所にしろ!」というのはありそうだけどね。

Q: (笑)確かにロジカルですね。

A: そうでもあり、そうでもない。サークルは第一のブライトの直後、セダスを救うため創設された。メイジはダークスポーンと戦うための強力な武器だった。抑圧するためでなく人類(ヒューマン)を救うためメイジを集めた。両方ともいっぺんにはできないから難しい問題だ。テヴィンターがここで何をもくろんでいたか、コーデックスに書いてあるよ。その話を今後膨らませることはないかな。奴隷が叛乱したから彼らの目論見は失敗した。今眼にできるのはその残渣だけだ。

Q: コシス(Kossith、ツノのある種族)とか北の大陸について知りたいんですが。女性クナリとか。

A: コシスはユニークな種族だからまとめて大勢出したかった。Originsのステンはその覗き窓みたいな扱いだ。DA2でアリショクが出て、もうちょっと詳しく触れることができた。正直かなりのできばえだよ。Act2は非常に良く仕上がったと思っている。この部分は最終的に(聞き取れず)したい。クナリの話は大事だ。そこは(聞き取れず)できたと思う。(訳:聞き取れずの部分、前者は「クナリの物語としてまとめたい」か、後者は「うまくいった」かな)

 いつでも意図したとおりにゲームができあがるわけじゃないし、まだ色々アイデアが飛び交っているところだが、クナリは間違いなく登場するだろう。重要な部分でね。

"I think the second chapter in DA2 had the most work done on it so it was the most polished."

(訳:Act2のクナリ騒動に関する部分、ゲイダーさんもやはり文句なしのできばえと自賛。私も先日そう書いたとおり(自慢)。 うそじゃない、誓ってあのときこの記事は読んでない!)

Q: DAは三部作ですか? それともDA4はあるの?

A: 答えるのは難しい。MEと違って最初から三部作とは考えていなかった。でもどこかの時点でインポート・ファイルによる継続性の整合をとるのが困難になってくるだろう。多くのファンはどんな決断でも全部きわめて神聖なもの(sacrosanct)と考えているが、それを全部取り込んで、かつ、プロットの整合を維持するのはとても難しい。世界全体を揺るがすような決断について、まったく異なるプロットを複数用意できたらすばらしいが、それはできない。だから程度問題になるし、どこかの時点でプロットをリブート(新規まきなおし)しないといけなくなるだろう。

 でも三部作として考えたことはないんだ。ただDragon Ageというファンタジー・ゲームにとって面白い設定を使って、できるだけ多くのゲームを作りたいし、願うことなら・・・。Originsを作ってた頃、受けるかどうかもわからなかったが、とてもよく受け入れられた。

(訳:「願うことなら・・・」、は"until..."の苦し紛れ訳。ゲイダーさんもその後は呑み込みました。だって、続くせりふは「みなに飽きられるまで」しかないから!)

 セダス大陸のアイデアを私が出したときは、プロットもわからなかった。Originsを作っている意識もなく、ゲームがどんな風になるか想像もしていなかった。だから大陸のそれぞれの部分に何か面白いもの、確執(コンフリクト)、「よし、これならゲームの、小説の、映画の、物語が作れるぞ」というものを盛り込んだ。それら全部を使うことになるとは思えないが、ポテンシャルはたくさんあるね。

Q: OriginsやAwakeningの大きな決断、闇の儀式(the Dark Ritual)、つまりモリガンのゴッド・ベイビー、それからアーキテクトの生死。第三のゲームに彼女らが登場したり、関連したりするんでしょうか?

A: ファンは自分のした決断を神聖なものとして捉えるようだけどね。たとえば「闇の儀式」を無視することは、もちろんできないと思う。それはややこしい問題になりそうだし、大きな決断に関する問題のひとつはファンの期待値なんだ。ゴッド・ベイビーこそプロットの中心だと考え、フォーラムで「おお、きっと後で自分がゴッド・ベイビーになって世界を牛耳るんだ!」というファンもいる。儀式を行った人向けと、行ってない人向けにはカンペキに異なるゲームが必要になるが、それはできない。キャッチ22(Catch-22)みたいで申し訳ないが、過去の大きな決断は今後のゲームに大きな影響を与えることだけは約束できる。理想的には、少なくとも私の考えでは、ある決断をしたら、その決断をしたことによるコンテンツを手に入れられるようにすべきだ。プレイヤーが「闇の儀式」を行い、もし私たちがモリガンを再登場させることがあったら、儀式を行ったことによる特別な、そしてゲームに重要な影響を与えるなにかを手に入れる。一部の人が考えるほど重要ではないが、重要であることに間違いはない。理想的にはそれぞれの決断内容に応じてそれぞれ別個のコンテンツを返したい。

 将来のゲームをプレイした人が「ゴッド・ベイビーの話はすごかったね!」と友達に伝えたら、その友達は「え、自分のプレイにそれは出てこなかったよ!」というようにしたい。そういうお喋りがしたい。
 それを実現するのは、ライター衆にとって難題だが、ちょうど最近プロットを議論しているときこんなことがあった。「さて、Originsのこの大きな決断について、風船が手がつけられないくらい膨らむことなく、影響を反映させるにはどうしたらいいか?」と私が投げかけた。沈黙。最後にとうとうシェリルが「モンキーズ!」と叫んだ。簡単じゃないし、そんな影響じゃ誰も喜ばないという可能性だって確かにあるんだ。ライターが可能な限り頑張ったって、もっと大きな影響を欲していた人には受けないし、自分の決断と違う決断には何一つ与えて欲しくないという嫉妬を抱くような人にも受けない。だからちょっとした難題なんだね。

Q: バカな質問かもしれませんが、あるいはバカな要求かもしれませんが、OriginsでもDA2でもパーティーメンバーをハグしたいときがありました。そういうインタラクションはできそう?

別な人のQ: それを言うなら、私なんざ、しょっちゅうパーティー・メンバーを殴り倒したくなるけどねっ!

(ゲイダーさんの返しではなかった(笑)。修正)

**********

 いやあ、長い。そしてゲイダーさんの話は面白い。分けます。つづくっ!

 「キャッチ22」は前にも書きましたが、欧米では超有名な(そして難解な)戦争小説。映画にもなったがそっちはヘボ。
 

 ここでは、「二律背反の不可能命題」みたいな意味。「狂気におかされた者は除隊することができる」、「ただし自分の狂気を証明しなければならない」。できねえっつの。

 「モンキーズ!」もやっとくか。この宇宙はサルたちが支配しています。ヒトが自ら抱いている優越種との考えはすべて幻想。いずれ、サルたちが降臨なさる日までの儚い夢。

 "The monkeys are coming !"

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