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2012年5月12日 (土)

Diablo IIIはどこで買えばいいのか。

 遊ぶ暇はまずない。

 Diabloシリーズには見事に思い入れがないのですが、とはいえBlizzardがあれだけ長い時間をかけて作ったDiablo IIIを少しは覗いてみたい。

 コレクターズ版もちょっと考えていたが、箱があまりにかさばりそう。SWTORとSkyrimでもう懲りたし、Starcraft IIもWoWも興味はないので、スタンダード版にする。

 よく使っていた輸入屋さんをみてみたが一時的に品切れ(さすがに人気やね)だそうなんで、Amazon.comから買うことにしました。

 公式ガイドブック(BradyGamesのシグニチャー版)とあわせてお買い求めで、かつ特急便(プライオリティ・シッピング)で、日本円で7800円也・・・。為替は83円/USDくらい。

 いつもの輸入屋さんで買うとするとゲーム単品で約7000円也。Amazon.co.jp(のマーケットプレイス)では単体でおおむね8000円台(US版)で、公式ガイドブックは約1800円、あわせて約9800円也。  

 円高還元はどこでも全部適用されるからそこは関係ないとして、直接USから太平洋越えてくるほうが格安とはどういうことよ? 

 入荷も輸送もバルクだからなんですね・・・。でもこんな大きな差(本体とガイドブックあわせて2000円?)はちょっと過去に例がないのではないかと思います。過去はだいたいAmazon.comのほうが高かったから、ヴィデオゲームを注文して得したことはほとんどない。

 そういえば、Steamでも売らないんですね。Activisionは(CoDなど)ちょくちょく売っているが、BlizzardはBattle.netがあるからか。

 以前仲間内で、Amazonで売れないものは、試着がいるアパレルと靴かな、とか言っていたのですが、その予想はもろくも崩れ去った。今ではむしろ稼ぎ頭みたいな様相を呈している。

 合法なもので買えないものってなにかあるんだろうか。話をブツ(経済学で言う「財」)に限って「サービス」は除くとして、高額商品の自動車、ジェット機、お船、家とか? その連想で燃料類。でもそれらはサプライヤーに力がまだあって、販売チャネルを抑えているからってことでしょうけど。それぞれAmazon以外でネット販売・オークションは行われているでしょうしね。それから取引自体は合法でも対面販売を義務付けているものはあるでしょう。一部の医薬品、薬品類。

 USでも銃器類はさすがに売ってないだろうと思ったら、スポーツ・アウトドア部門でエアガンなら売っている。ナイフは日本でも買える(包丁を売っているわけだから)。さすがにポントウは模造刀とかちゃちなものしか売っていない。

 あとは、刺身・野菜など生鮮食品そのものかな(実はそれすら一部ありますが)。   

 Amazonのスタート時点の商品であった書籍について言えば、USの書店チェーンはすでに軒並み崩壊しました。日本の書店チェーンも最大手ですらだいぶ苦戦している。書籍は(品質を気にする必要がない)購入前に現物を見る必要のない商品のひとつだからネット販売の影響は甚大。音楽CDもそうだったし、映画DVD/BDもいずれそうなる。

 最近でいえば、スマホとネット販売はデッドリー・コンビネーションですしね。主婦たちの行動パターンも、以前はアパレルなんかはリアル店舗で試着しといて、家に帰ってパソコンでネット注文する、って手続きだったそうだが、いまやその場ですべてできてしまう。そしてリテール店舗はなにも儲からない。ただの試着室。

 もろ、リーテル殺しになる危険をはらんでいますよね。

(それから、重い荷物をもって帰る必要がないという宅配業者の効用を、主婦たちがどう考えているかはわからないけど、自動車をあまり用いない都会でならそのメリットもあるっちゃあるんでしょうね)

 ヴィデオゲームのSteamでも同じ議論があって、インディ(独立系開発業者)の作品を安価に大勢の潜在プレイヤーの眼に触れさせる効果は甚大です。ゲームの「アート」の側面を強調すると、これは善なる一面。

 一方で「ビジネス」の側面を強調すると、あまり笑ってもいられない。ゲームはデジタル商品であり、現物である必要がまったくないこと、上にも書いたように大都市以外ではろくなブツが手に入らないUS事情もあって、教科書どおりのミドルマン(仲介業者・問屋)殺し、リテール殺しになる。

 Amazon(などのネット販売)も構図は一緒で、こじゃれた「アーティスティックな」小物・アパレルやら、産地直産を売りにするパッケージ食料品やら、数量限定の地酒・地ワインなどは、もともと全国販売に必要な広告宣伝費を負担できないわけです。
 その広告宣伝を肩代わりしてくれるネット販売業者に(規模の経済と範囲の経済のおかげですごく薄まって、零細業者あるいは個人でもアフォーダブルになった)上納金を納めているわけですね。 

 その一方では、地元商店街がシャッター街になる状況を加速している面ももちろんある。

 デジタル・コンテンツと一点大きく違うところは、Amazonなどの「ブツ」のネット販売はミドルマン殺しでありながら、同時にそうではないということ。Amazonが巨大なミドルマンのひとつになったわけです。他のミドルマン(市中の問屋、販売業者)を駆逐しながら自らは唯一単独のミドルマンを目指して大きくなっていく。

 ITの効用で地域の雇用なんて増えたりしていない。ワン・ターマー(US大統領一期のみで落選)の恥を避けたいオバマちゃんもそれにはとっくに気がついてる。

 議場ですらツイッターいじって遊んでいるどこかの国の政治家連中は気がついてないだろうけどね。

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