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2012年5月 2日 (水)

Battleshipとはレーダー作戦ゲームのことだったのか。知らんかった。

 「バトルシップ」。

 おちゃらけムーヴィーもここまでおちゃらけると愛おしい、という好例かも。

 まさかあの、「レーダー作戦ゲーム」(タカラ)、オリジナルは映画の製作者でもあるハスブロのボードゲーム"Battleship"が映画の原作だとは、まったく知らずに見始めてしまった。
 オープニング・タイトルで原作として出てきたと思うのですが、ようやくそこで「あれっ?」っとか気づいた。

 映画の感想は最後にちょこっと。表題のテーマを膨らませるのがゲームブログらしくていいかも。

 なお「レーダー作戦ゲーム」は「魚雷戦ゲーム」(エポック社)とは違います。

 なぬ? どっちもわからんと。ぐぐれ。いや私はやさしいから教えて進ぜよう。

 

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 「レーダー作戦ゲーム」の、これは比較的新しいタイプ。「スター・ウォーズ」ヴァージョンですね。ボードが後述するスタンダードの10×10ではなく14×10に拡張されている。

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 私が友達の家で遊んでいた「レーダー作戦ゲーム」は、おそらくこっちのシンプルなもの。スタンダードな10×10.

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 混同されやすいが「魚雷戦ゲーム」はまったく別ものです。

 こちらは頭を使うというより、オハジキとか、野球盤(エポック社)とかそっち系の、指先の器用さを競うアクションゲーム。 

 「レーダー作戦ゲーム」(タカラ)、見かけはどうであれ、なんのこたあない。友達がひとりいて、紙とエンピツさえあればどこでもできるとってもシンプルなゲッシング・ゲーム。

 ノリはマスターマインド(Mastermind、相手の考えている四桁の数字をあてるゲッシング・ゲーム。「ワン・ヒット、ワン・エラー」とかいうあれ)に近い。頭は使います。

500pxbattleship_game_board_svg
 いろいろなヴァリエーションが存在するが、10×10の方眼紙が基本形だと思う。

 グレーの部分が艦船を示す。登場する艦船の種類もヴァリエーションがあるはずだが、基本は升目の数の大きなものから空母(5)、戦艦(battleship)(4)、巡洋艦(3)、潜水艦(3)、駆逐艦(2)かな。Wikipedia(en)によれば、潜水艦(3)の代わりに駆逐艦(3)で、ほかに魚雷艇(2)がはいるというヴァージョンもあるそうだ。  

 遊び方は、ゲームボードの画像をご覧いただくだけでわかってしまって説明の必要もないと思うが、こんな感じ。

**********

1.ふたりとも相手に見えないように上述の艦船を10×10方眼紙に適当に(あるいは、同じ相手と何度もプレイしているなら、繰り返しゲーム独特の深い戦術思考をもとに)配置する。ゲームボード画像では水平に設置されているボードに相当します。

 一旦配置した艦船は以後ゲーム終了まで動かすことはできない。

(タカラのボードゲームでは最初からさまざまな升目の数に対応したプラスチックのミニチュア艦船が用意されているわけです。10×10のプラスチック・ボードに100個の穴(凹)が開いていて、艦船の底についているリベット(凸をひっくり返したようなもの)がうまく刺さるようになっている。でも、やってることは紙とエンピツとまったく一緒です)

2.何も書かれていない10×10の方眼紙を用意しておく。こいつが敵さんの位置を探っていく「レーダー画面」になる。ゲームボードでは垂直に設置されているボードのほう。

3.先攻後攻を決める。自分が先攻だとする。

4.最初は相手の艦船がどこにいるかわからないので、まず適当に(あるいは、相手と何度もプレイしているなら、繰り返しゲーム独特の深い戦術思考をもとに)一箇所指定する。たとえば「E-5」とか座標を宣言することになる。 

 (これがボンバードメント、艦砲射撃に相当する。現代戦なら対艦ミサイルかな)

5.相手側は、宣言された枡目に自分の艦船が存在するときは「ヒット!」、そうでないときは「ミス!」と通告してくる。戦況はすべて記録されるので正直に言わないと後でばれる。

 こちら側はその結果を、2.で用意した何も書かれていない方眼紙に、ヒットまたはミスの記号をつけることで記録する。(タカラのボードゲームでは凸をひっくり返したような形状のペグ(リベット)を対応する座標の凹に刺すことでマーキングしていく。ヒットには赤、ミスには白のペグ(リベット)が必要数だけ用意されている)

6.今度は相手側が4.の手順を行う。

7.自分は5.の裏返しで、「ヒット!」または「ミス!」を正しく通告する。

 その結果を1.で用意した自分の艦船配置図に記録しておく。上の画像では×印がそれにあたる。(タカラのボードゲームでは艦船の上にも升目に対応する部分に凹があいているので、ヒットの場合はそこにペグ(リベット)を刺す。ミスの場合は海上の凹に刺す)

8.後は交互に攻撃を繰り返す。 

(自分側のあるひとつの艦船のすべての升目にヒットされた場合、「撃沈!」とか叫ぶ。ここはヴァリエーションがあると思うが、私の場合は「戦艦撃沈!」とか艦種まで言うルールだったと思う。艦船が密集して配置されている場合、撃沈した艦種を明言しないとかなり回りくどい戦いになることがあるのでそうしたのかな)

 どちらかの手持ちのすべての艦船が撃沈したとき、ゲーム終了。すべての艦船を喪ったほうが敗者となる。

**********

 超単純なゲームで、その実オリジナルも第一次大戦中に無名の誰かが紙とエンピツで遊ぶように考案したものだそうだ。ハスブロは早い者勝ちでそれを商品化したわけで、勝手に著作権を主張している(笑)。 

 最近ではiOSなどスマホゲーもあるそうだ。でもきっと遊ぶためには友達ひとりは必要。

 超単純だが、マスターマインドと同じようにいつまでも遊べる。むしろ繰り返しゲームのほうが戦術の味わいが深くなる。マスターマインドにはそれはないですね。

 このゲームが映画の原作であると、映画を見始めてから気がついたわけです。映画内での表現はオリジナルからかなり変形されているが、確かに似ている。 

 さて、映画。

 ハワイ周辺海域で行われるリムパック演習を舞台にして本編物語がはじまる。USはじめ、日、豪、半島国などUSと同盟関係にある太平洋沿岸諸国の海軍が集結するところにエイリアンの宇宙船が飛来して着水。エイリアンの展開したエナジー(エネルギー)・フィールド内に取り残されたミサイル(イージス)駆逐艦三隻が地球侵略を阻止するために死闘を演じるというお題。

 取り残された三隻とは、US海軍のサンプソン、ジョン・ポール・ジョーンズ(JPJ)に加え、海自のみょうこう(いずれも実在するミサイル(イージス)駆逐艦)。

 海自もイージス艦持っておいてよかったー(笑)。って今や豪州も半島国もイージスを複数稼動させているそうですが。US以外では日本のほかはスペイン、ノルウェー、半島国も一隻のみと思っていたが、今は随分増えている。 

 でも、サンプソンとみょうこうは、戦闘開始数分後に無残にも撃沈される・・・。 

 正直、そこでさっさと帰ろうかと思ったぜ・・・。ワイルドだ(略)。 

(ちなみにエイリアン宇宙船が打ち込んでくる砲弾状のプロジェクタイル(放射物)の形状が、上述したように「レーダー作戦ゲーム」で戦闘記録に用いる凸をひっくり返した形のペグ(リベット)そっくりである。映画を観ている最中には気がつかなかった、今書いていてようやく意味がわかった)

 あんだよー、みょうこうまでやられ役かよー、とガッカリしたが、これは登場人物を生き残ったJPJ一隻に集結させるという、物語上の要請もあるのであった。

 みょうこう艦長ナガタ役の浅野さんは、結構せりふも多いし、大事な役目もあるし、作中でなんだかいっぱい使われてるなあ、とちょっと驚いた。英語はまあ、しょせん日本人の英語だけどね(笑)。がんばってはいるね。

 「レーダー作戦ゲーム」のモチーフが登場するきっかけは、ハワイ周辺に配置された潮位監視ブイのグリッド。こちら側の位置を曝すことなく、海上をジャンプしながら移動する宇宙船の位置を特定するためには、宇宙船の排水量によってもたらされる潮位変化データを分析すればいい、というナガタの助言に基づくものである。

 このグリッドを構成するブイ群は、名づけて「ツナミ警告ブイ」(英語もTsunami Warning Buoys)。もちろん映画内であの震災のことなど一切触れられないが、それをさらっと流すところがいいのかもしれない。 

 地球侵略ものとしてはベタベタな定番ネタ。なんも考えず、エヘラエヘラ、ニヤニヤしながら最後まで見ることができる。「トランスフォーマー」はイマイチと感じちゃう私でも、この映画については時間の経つのが超早かった。やっぱハワイと大洋の風景がいいからかな。

 もちろん後にはほとんど何も残りはしない映画だが、観終わってからむしょうにトロピカル・カクテルが飲みたくなって、連れとハワイアン・レストランに突入するくらい感化されてしまった(笑)。 

 ご覧になる場合、エンドロールの最後まで観るようにしたらいい。最後の最後に超くだらないオマケがついてます。発売されるヴィデオゲームのBattleshipにつなげるってことなのかな?

 ちなみに英語メディアのレヴューで受けたのは、次。 

 この映画は次のたった一言で表現すべきでしょう。「ミス!」(笑)

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コメント

あうあう~、懐かしいゲームがぁ。レーダー作戦ゲーム。
複数の艦船をわざと固めて正体をわからなくして、相手が混乱してる隙に勝ちにいくとかもやりましたよ~。
紙とえんぴつで学校の休み時間とかに最適でした。

映画といえば、MEのアニメ映画も作ってるんでしたっけ。
コンソール版のパッケージの内蓋にこっそり記載してあったのを見つけてしまった。
懲りないんですねぇ…。

>レーダー作戦ゲーム
 たしかにあまりの懐かしさに思わず記事にしてしまったのです。昔はこの程度の遊びでいくらでも時間つぶせたなあ・・・。

 
>MEのアニメ映画
 
 それもありますね。DAに続いてまたしても日本のアニメーターを起用してるはず。下の記事の設定なんて日本語で書いてありますからね。 主人公はこれもまたしてもヴェガ。思い入れ強すぎ。
 
 http://gamerant.com/mass-effect-anime-character-james-vega-release-date-benk-137992/

 実写版の映画の企画もまだ生きています。
 下のYouTubeは、私が思わず一瞬だまされたファンメイクのパロディ。
 でもほんとにこのくらい面白そうだったらいいかも(笑)。
 
  http://www.youtube.com/watch?v=0udREmT7zgE

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