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2012年9月29日 (土)

【ME3】噂の真相

 やっぱ、そうなのかなあ。

 BioWareのコ・ファウンダーふたりの引退は、ME3とSWTORに対するインターネットの大変なヘイトのためであったという説。 BioWareに長く働いていた(一説にはコ・ファウンダーの一人であったという)トレント・オスター(Trent Oster)氏の言による。

 オスター氏は、あのBGEEの販売サイトでもあるBeamdogを創設している。

 事の真相はもちろんわからない。少なくとも、私を含めてみなそういう説に乗っかりやすいんだな、ということがわかる。

http://www.ign.com/articles/2012/09/28/fan-negativity-behind-bioware-founders-departure

 オスター氏は、ME3やSWTORの騒ぎの際、ゼスチャック氏が大変疲弊していたことから、「脱出」を勧めたことは認めているが、EAに一生を捧げるつもりだろうと思っていたムジカ氏まで辞めることになるとは、思ってもいなかったようだ。オスター氏は、ムジカ氏が最後はEAのCEOの地位まで狙っていたのではないかと考えている。

「もちろん、SWTORのF2P化はEAの内部の政治の世界では『失敗』の烙印を押されたから、ムジカ氏の出世にはマイナスの要素であろう。だが彼はさらに激しく戦うタイプのはずだ。EAの上層部は自分(オスター氏)が考えているより、さらに腐っていたのかな」

 いや、長年の友人だからでしょう? ゼスチャック氏は本当に神経を消耗していた。辞める決意をしたのも先でしょう。ムジカ氏はその友の決断にあっさりお付き合いしたんではないのでしょうか。私の単なる推測ですが。 

 DA2のことがすっかり忘れ去られて、なかったことになっているのが悲しいですが、「ファン」の「暴動」が目に付き始めた、事の発端はDA2の騒ぎからであった。

 そしてBioWareは、ファンの騒ぎを一部正当化する、是認する流れをいっぺん作ってしまったから、もうとまらない。Mass Effect 3のExtended Cutは、BioWareの汚点、ヴィデオ・ゲーム史に残るバッド・ムーヴ(悪手)であったと語り継がれるのではないでしょうか。

 だからSWTORを担当していたゼスチャック氏はとばっちりを受けたに等しいので、同情の余地はあるのだが。
 ご自分でMMOやったことないのに、MMO作っちゃだめじゃないのか、と思ってたけどねえ。周りにだまされてWoWそっくりなの作っちゃった。

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コメント

ムジカさんの名前をVaniさんトコ以外で見たことあるなぁ、とず~っと思っていたんですが、ようやく思い出した。
BG2のマニュアルで、Bio2人目の社員で亡くなった仲間に捧げる、といった追悼文を書いてました。
会社だけどなんとなくホームメイド的なニオイがする。そういう時代もあったんですねぇ。

>ムジカ氏が最後はEAのCEOの地位まで狙っていたのではないか
そうだったとしても、Bioを守る布石でもあったんでしょうけど、裏目に出たのかなぁ。

>ゼスチャック氏
しばらくビールづくりもいいかもしれない。楽しそう。(笑)
日本でも、今いろんな地ビールができてますよ~。

 ずいぶんと懐かしいお話しを。

 BG2のマニュアルの方に追悼文が載っているのは、故ダニエル・ウォーカー(Daniel Walker)氏で、BioWareの「二人目のエンプロイー」でありプログラマーであった方。難病のためBG2リリースの前年に若くしてお亡くなりになっている。

 BioWareゲームはBG2を一番先に経験しました。まさか日本語版がすぐ後に出るとは知らなかったもので、あの(英文)マニュアルもボロボロになるまで読んだ記憶があります。追悼文は一番最初に載っていたので、言われるとおりアットホームな、エンプロイー重視の方針はその頃から変わらずあったのでしょう。

 (BG2はSEGAの日本語版も高い金で中古品買って少しプレイしてみましたが、日本語フォント以外は特に問題を感じなかった。もっとも当時ヴィデオ・ゲームに用いられる「日本語フォント」は審美眼的に常に問題でありました。レタリングも大抵の場合専門じゃない人がやっつけでやってる感じでサイアクであった。スクエニあたりがデザイン的に優れた独自フォントを使い始めて、ようやくヴィジュアル的に大事な一要素であるということが知れ渡ったのかな)

 ちなみにBG2の実質的なリード・デザイナーはジェームズ・オーレン氏(James Ohlen)で、SWTORのデザイン部門の責任者となっていますが、もうひとりのリード・デザイナーであったケヴィン・マーテンズ氏(Kevin Martens)は今やBlizzardでDiablo IIIのリード・コンテンツ・デザイナーを務めていますね。業界は狭い。

 私は、ゼスチャック氏の「辞めたらビール関係の仕事(ウェブサイト)でもやるか」というセリフは、「もうやけくそ」というふうに受け止めたんですけどね。SWTORで心身ともに疲弊したのが引退の直接のひきがねらしく、お別れの挨拶も「ヴィデオゲームはもうこりごり」と言外に匂わせていたような気がするのですが、どうでしょう。
 
 オスター氏はゼスチャック氏とは親友らしいですが、ムジカ氏とは距離を置いていた。ムジカ氏が出世主義者かどうかはもちろんわかりませんが、外に出る発言の節々に「ビジネス・マネジメント」を強く意識している風情があるなあ、とは感じていました。ゼスチャック氏は一切そういう話はしませんでしたし。お二人の関係にはツッコミとボケの妙があったんでしょうかね。

 どうしてあちら(欧米)には共同創業のケースが多いのか。これ結構面白いテーマだと思いますよ。私の仮説は「日本語話者」にはコ・ファウンダーがあまり必要ない」というやつ。もちろん受け売りはいってます。


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