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2012年10月29日 (月)

【DA3】Until We Sleep ゲイダーさんインタヴュー

 NYCCのインタヴューなのでだいぶ前みたいですが、Black Horse ComicsのDAコミック三部作完結編、"Until We Sleep"についてのゲイダーさんインタヴュー@newsarana.com。

http://www.newsarama.com/comics/david-gaider-dragon-age-until-we-sleep-nycc.html

 DAコミック三部作(アリスター、イザベラ、ヴァリックのトリオ編)は、それぞれアリスター、イザベラを中心とした"Silent Grove"、"Those Who Speak"に続き、2013年春にリリースされるヴァリックの物語"Until We Sleep"で完結。

 短いインタヴューです。

Q: テヴィンターを後にして、クナリと遭遇し、今度は"Until We Sleep"(UWS)でどこに向かうのか?

A: UWSは葛藤(struggle)の物語、われわれの人生は葛藤の連続である。われわれはまた夢を見る。夢こそ、その葛藤に意味をもたらす。その両方が冒険三部作の最期を飾るテーマとなる。アリスターの父探しの旅のクライマックスでもあり、マジスター・タイタスとの対決の決着もつけることになる。面白くならないはずがないだろう。

Q: Originsのキャラクターであるアリスターを再登場させ、DA2のキャラクターたち(イザベラ、ヴァリック)との間の交流を描くのはどうであったか?

A: 彼らは本来一緒にいるはずじゃない間柄であるということを、ときどき自分に言い聞かせなくちゃならない。私には一緒にいても不思議ではないと感じられる。まるで前からずっと一緒にいたようで、交流させるのも想像していたよりずっと自然なのだ。彼らキャラクターに今まで長く付き合ってきたからだろうね・・・、ゲームのシナリオで私が担当したのはアリスターだけだったのだが(イザベラはシェリル、ヴァリックはメアリーが書いた)。物語の中に三人並べてみると勝手に動き始めるし、なんでも楽々こなしてくれる。こっちにとっては楽な話さ。

Q: 三人の関係を書いているうちに自分で驚くことがあったか?

A: イザベラとヴァリックは元から親しい間柄だった。だがそのふたりとアリスターとのやりとりには少し驚いた。少し無理して関係性を膨らませなけりゃならないかと思っていたが、その必要もなく、交流は至って自然に感じられたよ。ふたりはローグで、他人のことを見捨てず、むしろかかずり合う癖があるから、アリスターが捜索を成し遂げようとがむしゃらに取り組んでいるのを見て、最期には彼の身の破滅を呼ぶかもしれないことが容易にわかったのだろう。ふたりはアリスターがそんな結末を迎えないように見守るわけだ。彼の冒険に付き合っているうちに、自分たちも苦境に巻き込まれることを嘆きつつもね。いわば、ふたりはアリスターの両親代わりだ。アリスターってのは、いつでも親代わりが必要なキャラクターだから、それがちょうどいいのさ。

Q: Dragon Age 3のリリースが公式発表されたが、UWSで、三人とそのゲームとの直接的関係が描かれるか?

A: そうではないね。三巻ものの作品は独立した物語のためのものだ。将来のゲームと関連する要素もあるが、もちろんその場合は登場するゲームのほうで再度紹介しないといけないことになる。プレイヤーひとりひとりのゲームプレイの継続性からみたら、結局のところ、このコミック・シリーズで描かれた出来事が仮に起きうるとしても、まったく違う形になっていたかもしれないしね。

Q: シリーズの「旧友」について、UWSで誰と出会えるのかヒントはもらえるか?

A: このコミック・シリーズは、さらなる旧友との再開を描くことよりも、探求に決着をつけることがテーマだ。だがUWSはヴァリック中心の物語であるとはいっておこう。だから彼の過去について今までよりさらに踏み込んだ話になるだろうね。

Q: (コミックで)ようやくテヴィンター帝国が初お目見えしたのは大変喜ばしかったが、今度の舞台はどこか?

A: もう一度テヴィンターに戻るよ。だがそれよりも大事なことには、今度はフェイドに向かうんだ。理由があってね。 

Q: このコミック全体のできばえはどうか? ゲームの補足にとどまるか、コミック自体が独立した作品となったか?

A: ある意味独立した作品だね。DAのファンにとってはよりいっそう意味を持つことになるだろうから。予備知識のない者たちが読むのにに比べれば、ファンは常にキャラクターたちのことをしっかり見て、より深く知るだろうし、われわれもそれをわかって意図的にやっている。だがわれわれはメイジ・テンプラー抗争とは少し違うことをやってみたかったし、今までゲームで触れていない要素にも触れてみたかった。ちょっとしたロアを紹介してやれば一部のファンは喜んでくれるだろうが・・・、それよりは、DAユニヴァースの中で面白くて意味のあるサイド・ストーリーを描けることのほうが重要なことだろう。

Q: UWSや将来のDAについて、そのほか話したいことは?

A: "Those Who Speak"の Chad Hardinの仕事には息を呑んだ。巻が進むごとによくなっていった感じだ。またこれまでAlex Freedが私の物語をすばらしいスクリプトに仕上げてくれている。キャラクターたちのセリフはだから私のものであると同じくらい、彼のものでもある。彼らが物語に命を吹き込んでくれるのを眺めることができて嬉しいよ。

**********

 イザベラとヴァリックを「おせっかいなローグふたり」みたいに言っているところが受けました。

 ローグには、「ローグ国家」という言葉のせいで「ならず者」、「無法者」のイメージがついちゃいました。Mass Effectでは「ローグ・スペクター」、Mission: Impossibleでは「ローグ・エージェント」とも言いましたね。

 前者は「指揮命令権者の統制が利かなくなった」、「裏切った」、「行動が予測できなくなった」スペクター。
 後者は「当局がその存在を含め一切関知しなくなった(と表明した)」、「見捨てられた」(disavowed)エージェント。

 一方、まあ「ごろつき」(破落戸)の本来的な意味でもあるのですが、渡世人、無頼漢、侠客(任侠道の人)、流れ者、流離(さすらい)人、旅がらす、そこらへんの人たちのこと、あるいはそういう「社会階層」を示すこともありますね。

 「おせっかいなローグ」となると、このうち「侠客」が近い。

 日本の代表的なローグ、「木枯し紋次郎」なら「あっしには係わり合いのねえこって」と立ち去るところだが、実際紋次郎は全部のエピソードで騒動と「係わり合い」になっているから、一緒だな(笑)。

 ロウニン(浪人)は違うんでしょうね。眠狂四郎はああ見えて出自はサムライ、武士ですから。見かけは完璧ローグですけど侠客じゃない。「無法者」ではない。剣客ですね。 

 そういえば、親のかたきを探して旅から旅の姉弟(なぜか必ず姉弟なんだよな、さらに弟はだいたい女装しているのだ)、旅三味線に身を窶(やつ)している場合が多い。

 なんすかね、これはバード? こじつけかな?

 (江戸時代には、かたき討ち(仇討ち)は武士にしか認められていなかったから、ローグではないんですけどね)

 

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コメント

VaniさんのDA3の「妄想の時間」にちょっと触発されて、DAOの出自からオスタガーまでだけやってみようと思いたったのですが…。
あぁ、もうどうにも止まらない。やっぱ秀逸ですよね、この序盤。
レリアナからオーレイについて、モリガンからフレメスの秘密について、プレシリアンの森のデイルズからはアーラサン等についておさらいできたから、ま、いっかぁ。
アヴァナスを生かして、ペイレン支持のデータを作っておこうかと。
海外コミックや小説とかは、Vaniさん・Laffyさんにお任せしてるので、自分でやれるのはこんなことくらい。(テヘッ

DAOは外向き、DA2の内向きの物語で、DA3はまた外向き(のはず)。
DA2がいろんな意味でサディスティックで後味の悪い印象になるのは避けられない運命だったのかもしれませんね。

>ME3トリロジー
私の場合、Xboxだからなぁ~。全部揃わないのなら、どうでもいいやぁ。
こういうDLCの扱いの違いや今更の発売、もう疲れたというのが正直なところです。

>ブレイブリーデフォルト
すんげ~、頑張るなぁ。
しかし、DSを2個、大人買いなのかぁ…。

>あぁ、もうどうにも止まらない。
 それ、どうしようもなく羨ましいのですよね。って「デビルサマナー」とか「ブレイブリー・デフォルト」やってる暇があるならやれ。
 いやあ、やっぱ旬のものは旬で(さくっと変節してるな)。
 DDも二週目はじめたところで頓挫中。ほかにも仕掛っているもの枚挙にいとまなし。

 正直なところベイレンやらアヴァナスやらの場合分け以前の問題として、オリジン別主人公でもまだ完全にみたのは3つだけ。
 残り3つは本編途中で止まっちゃってる。
 老後の愉しみにぼちぼちやればと思っていたが、DA3来るまでにはなんとかせなあかんですね。
 お願いだから、触手が動きそうなRPGゲームを他にあんまり出さないでくれよって感じ。
 でもFFXIII-2ライトニング様完結編は来ちゃうな。FFXIIIヴァーサスは開発こけたならそれでいいか(ひでえ)。

>サディスティック
 ファンにとってですかね。プレイヤーの選択の結果を無視、話ぶつ切りでおしまいてのは放置プレイという手法ですね。
 また、ホークご本人が言うように「私の友人たちはみな頭のおかしい殺し屋連中」、アヴェリンいわく「出会った相手の九割しか殺してない」、実質は裏街道を行く無頼漢・渡世人ものの流れですからね。ベサニー・カーヴァーがとっても未熟で甘ちゃんに見えるのがすごい。
 一作目の「陽」、「長調」を受けて二作目が「陰」、「短調」になるのは物語の必然ですね。そうしないと「マンネリ」、「ワンパターン」と呼ばれる。三作目はまた「長調」に戻るのかどうなのか。DAは三部作と断っていないので不明ですし、タイトルがインクイジションですからねえ。
 サディスティックな、サーカスティック(皮肉まみれ)なノリは好きなんで、DA2の物語にはそこそこ満足してますけど、いかんせんちょっと端折りすぎ。
 個人的には、メリルとマレサリが辿る悲惨な末路は秀逸なできだと思う。あのディーモン(アウダシティ:尊大)のくだりもリプレイしたくない場面のひとつなんですよ・・・。

>大人買い
 ぜんぜん違うでしょう。ただの庶民です。二台もちは普通にいるみたいですよ。
 私の定義の「大人買い」は「アイドルなんとか」の全ぼったくりアイテムを出た瞬間に即座にまとめ買いすることですね。
 あと、アドホック用としてVita4台まとめ買いしてお屋敷で誰かが遊びに来ないか待っているのだが、誰も来ないので仕方なくメイドや執事たちと遊んでいる様子。それかMMOでレイドをどうしても遊びたいので12アカとか30アカとかそのゲームのレイド必要人数まで購読して、でも誰も友達がいないので召使いとかパパやママの会社の社員に指図して遊ばせている様子。サーバーの許容数マックスでもいいけど、そんときは専用サーバーたてるのかな。
 最後には「パパァ、このゲームくそつまんないよお」、「そうか、バンダイナムコくらい買収してやるから自分で作ってみるか」とか、そんなやつ。 

>やっぱ旬のものは旬で
問題なし。臨機応変も大事です~。

>サディスティック - ファンにとってですかね
そうですねぇ。
ロマンスでのゲイダーさんの話からすると、ロマンスのみならず、どうやらライター陣もそれなり覚悟をもって臨んでたんじゃないでしょうか。
リアンドラの件もさることながら、よく見ると、ホーク+コンパニオンが「自らの手」で身内と呼べる人たちを殺す(とどめをさす)場面が6つもあるんですよね。
かろうじてイザベラとセバちゃんはセーフ。
もちろん目先は変えてあるし、選択肢で回避もできますが、不自然にちょっと多いかも。
ホークは、妹弟を見殺しにする場合もあるし。
あ、Laffyさんがメリル殺しを検証してたなぁ。

DAOやってると、コンパニオン達の内に秘めたヴァイタリティに、主人公が支えられているのを実感します。
Vaniさんの指摘されるとおり、DA2はどっちかというとトラブルメーカーが多い。(笑)
それはそれで、展開がなかなか面白いのだけど。

>メリルとマレサリが辿る悲惨な末路
単に、ボタンの掛け違い、解決方法が他になかったのか、ということだけじゃないんですよね。
うむ~、これも、失ってようやく大事なものに気づく刹那さがあります。
人が生きていく過程で、程度の違いはあれ、誰もが繰り返し経験するほろ苦さとでもいうのでしょうか。

あ~、カーヴァーも最初は青い印象でしたね。
ウォーデンに入ると段々と大人の男の顔つきになっていくところまで描いてあるので、ちょっと感心しました。
男ホークだと男兄弟ということで、カーヴァーの態度は理解しやすいかもしれない。
私は、むしろヴァリックより普通に弟やってるような感じがします。

ヴァリックといえば、DAOのオーズマーの闘技場に同じ名前のドワーフを見つけたのですが、やっぱ別人なんでしょうね。

>「自らの手」で身内と呼べる人たちを殺す(とどめをさす)

 あう、同じことを考えている! 実は先日途中まで考えて寝てしまったのです。

 アヴェリン 旦那
 ヴァリック 兄
 メリル   キーパー
 フェンリス 妹
 アンダース んーと? ジャスティスではなくて猫?  
 ホーク  誰? アンダース?

 なんか抜けてますか?
 
 それとフェイドの中ではみんなディーモンに篭絡されて逆らう可能性あるし・・・。
 
 セバは、あのアルーアに憑依された一族とは親戚じゃなかったですね。
 イザベラは物語の外で愛人を殺したり旦那を見殺しにしているけど。

 メリルとマエサリの物語は、なんつうんすかね、事実上の親子関係とみると、両者は(親の愛・加護する心と子の思い・自立する気持ちは)最後まで決してわかり合えないという、残酷で悲しいこの世の現実なのかなあ。でもそれだけじゃないかな。

>DA2はどっちかというとトラブルメーカー

 そうですね、一度出したキャラ原型を再度使わないってのはきつそうですね。
 ブレイブリーデフォルトなんて敵も味方も登場するのは、毎度おなじみ文字通りアニメ、ゲームのデフォルト・キャラだもんなあ。キャラは一目見てわかるという和製文芸、歌舞伎とか能・狂言ののりなんでしょうね。ハシモトさんお嫌いな浄瑠璃(文楽)も、「キャラ原型」がハッキリ決まっていると知りましたよ。彼が騒いだおかげで(笑)。

 DAOの場合は、もっぱら主人公ウォーデンとの意見の相違、いさかいで戦ってしまうことが多いですね。(DA2にもラストであるけど)

>あ~、カーヴァーも
 
 すみません、サンシャインぞっこん派です。ウォーデンになって再登場のベスはあまりに格好良すぎる・・・。
 女子豹変ものはぐっとくるなあ。

>DAOのオーズマー
 簡単には確認できないんですけど(笑)。エルフ、ドワーフはネームセットを使いまわし?

アンダース  カール(一応恋人?)
ホーク  アンダース(メリルもか)
ですかね。
イザベラの旦那を殺したのは、ゼブランでしたっけ。

>メリルとマエサリの物語
あぁ~、それも確かにありますねぇ。その極端な例かもしれませんね。
昔、MMO仲間とそのような話題を夜中まで話した事あります~。
まぁ、どちらかが譲歩したり、分かった振りして穏便に済ませることが多いのでしょうが…。

>サンシャインぞっこん派
私も~。あんな妹欲しかった~。
残念ながら、いけずな姉しかおりません…。
カーヴァーも誉めておかないと、またスネそうだから。(笑)

 カール。寝る前に思い出しました。恋人だったんですか? それは知らなかった。
 メリルもそうだとすると、ろくでもない結末にひた走ると、最後4人パーティーは組めなくなるんだろうか。ME2の結局誰も帰還しませんでしたとどっちが壮絶なんでしょうね・・・。

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